保湿剤・ステロイド剤の使い方

症状と治療方法

doctor人間の皮膚はいくつかの層でできたデリケートな組織です。一番上には皮脂(あぶら)の層があり、これによってさまざまな刺激から守られています。この層が極端に薄くなると、湿疹が出たりかゆみを感じやすくなったりします。

赤く盛り上がった湿疹ができてしまったときは、短期間(1-2週間までの間)ステロイド剤によって炎症を抑えることが効果的です。この期間は一日2-3回塗ることで効果が得られます。

赤みが収まったら、また湿疹ができないように、保湿剤を塗り続けましょう。また、お風呂などでタオルでこすりすぎると、かえって皮脂の層を落としすぎて湿疹・かゆみの原因になります。乾燥しやすい、湿疹がでやすいなどの場合は、石鹸をサッとつけて軽く流すようにしましょう。


こんな場合はご相談ください

途中で赤みが増したり、1-2週間塗り続けても改善しない場合は、感染などほかの原因がある場合がありますので、もう一度受診しましょう!

「こんなとき、どうする?」一覧へ戻る