「家庭医」ってご存知ですか?
家庭医とは、生まれたばかりのお子様からお年寄りまで、すべての年齢の方々の様々な健康問題を、総合的かつ継続的に診療する医師のことです。
全科にわたって一般的な疾患を診療するトレーニングを受けており、診療科目を問わず診断・治療を行います。
患者さんの身体や心の状態だけで病気を診るのではなく、病気の背景にある家族や地域性にも目を向けて、「ひと」として総合的に診断するのが特長です。患者さんのライフステージに沿ってパートナーとして何年もお付き合いを続けていくなかで、その時の状況にあった医療を行います。
皆さんがお住まいの地域で健やかに生きる支援を行う。それが「家庭医」です。
「家庭医療のクリニック」とは
なんでも相談していただけます。
風邪や蕁麻疹、ちょっとしたケガなど比較的軽いものから、長引く痛みや原因不明の身体の不調、うつ病などの心の不調、認知症や末期がんの看取りなどの問題までを幅広く診断・治療します。家庭医は、あらゆる身体の不調に対応できるよう診療科を超えた知識を身につけていますので、ほとんどの症状に対応いたします。「何科に行けばいいんだろう?」と迷うこともありません。
もちろん、より専門的な検査や診断が必要な場合は適切な専門医にご紹介しますので、継続した治療が受けられます。ご本人の健康状態だけではなく、家族の健康を相談できるのが家庭医療の特長です。家庭医療では、医師だけでなく、看護師、ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、理学療法士などの医療・介護従事者がチームになって地域での生活をサポートします。